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2月22日
石破防衛相が辞めてもしかたない
イージス艦と漁船の衝突事故の件で福島瑞穂が石破大臣は辞めるべきだと発言していた。もちろん石破大臣が辞めたところで何の問題解決にもならない。トラックの運転が小型乗用車にくらべて横暴になるのと同じように、おそらくイージス艦の操縦も横暴になりがちなのだろう。官僚の体質として、国益より省益を優先させる傾向がある。その延長線上には自分の部や課の利益優先を求める構造がある。身内に甘く、外部には厳しいのだが、その自覚が希薄なため、エゴを撒き散らしながら、国民に役立っているつもりで害をなすことがしばしばある。そして反省をしないため同じことを繰り返す。
今回の事故も毎度おなじみの構造的問題が見える。防衛省幹部が「緑色の灯火が見えたか赤色の灯火が見えたかを言うのは勘弁してほしい」などと唖然とさせる発言をしていたのもこの官僚の構造問題だ。高知県で起こったバスと白バイの衝突事故でも多数の目撃者が白バイに原因があると証言しているにも関わらず、同僚の警官の証言が採用され、バスの運転手に実刑判決が出された。
今回の事故も石破大臣の指導力うんぬんの問題ではなく、連綿と続いてきた官僚の構造的問題なので、石破大臣が辞めたところで何の意味もない。福島瑞穂の質の悪いパフォーマンスは社民党の支持をなくすだけだと思うのだが。
2月9日
フェロモン・ホメオスタシス説
先日、友人たちとの会話の中で香水の話が出た。その中にいた女性が言うにはもてる男性は香水をつける際には自分が好きな香りのものを選ばないという。女性が好む香りの香水をつけたほうが好まれるのだそうだ。言われてみれば当たり前だが、これを実行している男性はほとんどいないそうだ。自分の好きな香り、男性の場合はマリン系のものをつける男が多いそうだ。もっとも香水をつける男性そのものが多数派ではないが。
以前玉村豊夫のエッセイで読んだことがあるが、フランス人はデートの前にできるだけ風呂に入らないようにするという。自分の匂いを身体に溜め込んでおくという。そしていざデートの際にはその自分の匂いを引き立たせる香りの香水を選んでつけるのだという。彼らにとって、自分の体臭とはフェロモンにほかならない。その考え方が日本人には考えられないものだ。フランス人はトイレに入った際、手を洗わない人が約半分いるという統計がある。公衆トイレの中には手を洗わないと鍵がかかって中から出られないようになっている仕組みのものもあるとテレビで紹介されているのを見たことがある。彼らにとって体臭は決して忌み嫌うべきものではないとされているのだ。
日本の場合はどうか。普通なら異性と過ごす際には自分の体が綺麗かどうかが気になる。できるだけ「無臭」を目指すのがわれわれの文化だろう。これはおそらく神道の考え方に大きな影響を受けている。生きていく上で、または死において生じるさまざまな「穢れ」を「禊いで」「清める」ことを良しとするのが日本人の性質といえよう。日本には抗菌グッズがあふれていて、清潔であることが好まれるのは宗教的な原因がある。
フェロモンとはどうやって出来るのかは謎のようだ。一般的にはフェロモンは魅力を現す単なるメタファーとして用いられていることが多い。私的に最近結論がでたので与太話と思ってもらってかまわないが聞いて欲しい。ホメオスタシスという言葉がある。恒常性維持機能と訳されるが、これは生体がより長く生きながらえるために、環境とフィードバックして安定的な状態を保とうとする働きのことだ。暑ければ汗をかき、寒ければ震えるというような。そして人間の場合、現実ばかりでなく、仮想現実にたいしてもフィードバックを起こす。映画を観て感動して涙を流すこともある。キリスト教徒が張り付けにされたキリストのように手のひらに痣ができる聖痕現象も、キリスト教徒がキリストの痛みを分かち合いたいと切に願ったがためにおこるフィードバック現象だ。心と身体はつながっているので、心で本当に信じたことは身体にも影響する。ありふれた表現をすれば「病は気から」となる。フェロモンもこれでできるのではないか。
人間からは体臭がでる。それをフェロモンだと信じることができれば、ホメオスタシスのフィードバックにより、フェロモンに変わってしまう。自分の体が臭いと思えば臭くなる。フェロモンになるか、悪臭になるかはその人の心のあり方しだいではないか。フェロモンが出るか出ないかはその人の先天的な体質によるものと皆なんとなく考えているのではないだろうか。見目麗しい人からは自然に出てくるというイメージが多くの人にあるだろう。おそらく、外見ではなく、心の中にある圧倒的な自信がホメオスタシス・フィードバック効果によりフェロモンを生み出すのだろうというのが私の考えだ。だからあなたもフェロモンを出したかったら「自分の体からは素晴らしいフェロモンが出ている」と確信しつつ、一週間風呂に入るのを控えなさい。そうすれば嫌と言うほど異性にもてる・・・かもしれない。風呂好きの私は実行する気はないが。
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